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「狸COMICHI」きょう開業 道内各地のグルメ集結

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札幌市中央区の狸小路2丁目に30日、道内各地のグルメを楽しめる新たな商業施設「狸COMICHI(こみち)」がオープンする。29日に内覧会と記者会見が行われ、屋台風の飲食店や鮮魚店、青果店が並ぶ横丁がお披露目された。飲食店は、自家製ソーセージが人気のランチョ・エルパソ(帯広)や、道産食材とクラフトビールのブライアンブルー(札幌)など18店。鮮魚店で買った魚を併設のレストランで調理してもらうこともできる。施設は2階建てで延べ床面積1086平方㍍。開発コンサルティングの街制作室(同)が設計や総合プロデュースを手掛け、建設業のフジタ(東京)が整備した。施設内では狸小路商店街の歴史がわかる動画を放映し、自治体や企業が利用できるイベントスペースも設置。街制作室の国分裕正社長は「道内各地の食文化、地域文化の発信拠点を目指す。地元の人が毎日のように立ち寄れる場にしたい」と話した。