Flick

福島第一原発周辺PCB廃棄物 室蘭からの搬出作業終了 環境省

公開
環境省は9月5日、東京電力福島第1原発の周辺地域にある、人体に有害な高濃度ポリ塩化ビフェニール(PCB)廃棄物について、室蘭市内で無害化した処理済み廃棄物を福島県に搬出する作業を終えた。この日は無害化作業で生じた金属くずなど最後の廃棄物計8・5トンを載せた運搬用車両周辺の放射線量(空間線量率)を測定し、環境省の安全基準を満たしていることを確認して搬出した。処理された廃棄物はコンデンサー(蓄電器)や安定器など計1547台。