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トムラウシ、命を守る道しるべ 夏山シーズンへ雪渓に目印 新得山岳会

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【新得】夏山シーズンを前に十勝管内新得町の新得山岳会などが6月9日、日本百名山の一つ大雪山系トムラウシ山(2141メートル)の中腹にある雪渓に、登山者が迷わないように紅石灰で道しるべを描いた。トムラウシ山は雪が深く、7月上旬まで登山道が雪に覆われ迷いやすいため、2008年から続けている。山岳会、町観光協会、新得署などの計19人が、約3時間をかけて標高1400メートルのコマドリ沢近くまで登り、分岐点となる3カ所の残雪に正しい方向を示す矢印と、誤った方向に進まないよう注意を促す「×」を引いた。