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ひょうたん形チーズ熟成中 幕別の工房で生産ピーク

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 幕別町新和のチーズ工房「NEEDS(ニーズ)」で、ひょうたん形をしたチーズ「カチョカバロ」の製造がピークを迎えている。全国の百貨店などで盛んな秋の物産展や贈答用として、例年この時期に引き合いがある看板商品。10月の1カ月間で約6千個を製造する。工房に隣接する新田牧場の牛乳がチーズの主原料。工程の最終盤、手作業でひょうたん形に成形し、くびれた部分にひもをくくり付け、つり下げて熟成させる。低温の熟成庫内にはチーズの甘く豊かな香りが広がっており、約2週間つるして白っぽかったチーズが黄色くなると完成だ。