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<新人機動救難士の挑戦>海難救助のスペシャリスト目指す 海保函館航空基地

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第1管区海上保安本部函館航空基地に今春、3人の新人機動救難士が着任し、日々厳しい訓練に励んでいる。海難事故の際、ヘリコプターで現場に向かい、人命救助に当たるスペシャリストを目指す。3人は、一人前の機動救難士の証しとなる「オレンジ服」と呼ばれる機動救難服に身を包み、海難救助の最前線に立つ日を思い、半年間にわたり訓練を重ねる。3人は、戸嶋翔太郎さん(30)、中沢悠人さん(28)、杉山慧さん(27)。5月下旬、3人は同基地にある高さ12メートルの訓練塔から、ロープを伝って降りる訓練を繰り返していた。