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液化バイオメタン 製造実用化 実証実験成功

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バイオガスプラントで家畜ふん尿の処理時に発生するガスから液化バイオメタン(LBM)を製造し、液化天然ガス(LNG)の代わりに使う国内初の実証実験が10月中旬に十勝管内で成功し、酪農家の収入源が増えることへの期待が広がっている。プラントは、高品質な肥料を生み出し悪臭対策にもなるものの、近年は送電線の空き容量不足でガス発電による売電ができず、建設費回収のめどが立たないため導入を諦める農家も多い。LBMが実用化すれば、プラント建設の後押しにもなりそうだ。