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パイプオルガン 別れの音色 札幌桑園教会 建て替えでルスツ移設

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札幌市中央区の札幌桑園教会で3月20日、留寿都村のルスツリゾート内ホテルに譲渡される、礼拝堂のパイプオルガンを使った最後の演奏会が開かれた。住民ら約120人が33年間にわたり荘厳な音色を響かせたオルガンに別れを告げた。同教会のオルガニスト志賀佳子さんが「G線上のアリア」や賛美歌など6曲を演奏し参加者が合唱した。また、教会元役員が、米国で製造されたオルガンを日本に移送した際の苦労話を紹介した。オルガンは1989年に設置され日曜礼拝などで演奏された。22日に解体作業が始まり4月中に移設される。