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浦幌産「雪室ばれいしょ」 甘み増す天然貯蔵

公開
雪を使ってジャガイモを低温貯蔵し、端境期に出荷する浦幌町農協の「雪室ばれいしょ」は2022年が取り組み開始から20年。同農協西町事務所の雪氷貯蔵庫では、4月以降の出荷に向け、雪によるイモの貯蔵が始まった。「雪室」は雪冷熱を利用した天然の冷蔵庫。敷地の雪をコンテナに詰め、イモと一緒に貯蔵する。外気温にもよるが、雪があれば電気の消費を7~9割、抑えられるという。「雪室ばれいしょ」として出荷を待つイモは男爵やホッカイコガネなど約120トン。4~6月、道内や東北、関東などに出荷するという。