タオの育て方、専門家が指導　円山動物園

ゾウを柵越しに世話をする「準間接飼育」の世界的な専門家アラン・ルークロフトさん（７６）＝米アリゾナ州＝が１０月２５日から札幌市円山動物園を訪れ、この飼育法で母親ゾウから生まれた「タオ」の育て方を職員に指導している。 同園によると、今後、健康を状態を確認し、餌やりを進めるため、タオを人に慣れさせる訓練を始めている。２７日は訓練が報道陣に公開され、飼育員がアランさんの助言を受けながら、ホースで水を浴びせ、ブラシをかけたり体に触れたりした。