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ウクライナフィルの団員心配 釧路公演に尽力した吉田さん

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ロシアのウクライナ侵攻を巡り、釧路市で2011、13年に開かれたウクライナ・キエフ国立フィルハーモニー交響楽団の公演の事務局長だった吉田敦子さん(72)が、楽団員の無事を祈っている。吉田さんが中心となって実行委員会をつくり、企業回りをして開催資金を集めた。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲などを披露し、「音の迫力や力強さに圧倒された。音楽に国境はないと感じた」。演奏会後に開かれた打ち上げが印象的。地酒「福司」を使った鏡開きや升の配布が好評で、キエフの街並みの写真を見せてもらい交流を深めた。