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<音風景>流氷 静けさ体感(斜里町)

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ロシアのシベリアやサハリン東岸から、海流に乗ってオホーツク海を南下する流氷。北緯44度付近まで到達する世界で最も低緯度の海氷だ。2022年も1月21日に紋別、2月3日に網走に接岸した。流氷観光たけなわの時期、斜里町で開かれる「流氷ウォーク」は、ドライスーツを着て流氷の上を歩いたり、氷の間の海水に浮かんだりしながら流氷の世界を体感できる。ツアー会社「シンラ」のガイド・畑谷雅樹さん(48)は「流氷が接岸した海の静けさの中、氷や水の立てる音を聞くのも流氷ウォークの魅力」と話す。