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寒さが磨く、ソバの味 新得「寒ざらし」作業たけなわ

公開
玄ソバ(ソバの実)を冷水に浸し屋外で乾燥させる「寒ざらし」作業が、新得町内の新得そばの館(合田一昭社長)で本格化している。寒ざらしをすることで、渋みが抜け、ソバ本来の風味や甘みが増すという。同社では、自社農園で収穫した「レラノカオリ」の実を使用。ソバの実を袋に詰め、水温約5度の湧き水に浸した後、トレーに移し、約1週間かけ、まんべんなく乾燥させる。氷点下の厳しい寒さの中、屋外での天日干しは作業員が随時、手でかき混ぜて凍結を防ぐという。