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道東の赤潮、空からくっきり 太平洋沿岸部 収束見えず

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道東の太平洋沿岸を中心に発生している赤潮。道が釧路市で確認して1カ月余りたつが、収束の気配はない。記者とカメラマンが10月25日、ヘリから赤潮の現状を見た。浜中町の霧多布岬から西進を開始。水が乳白色に濁った様子が確認できた。海が変わったのは豊頃町周辺。沖合2キロの間に境界線が現れ、陸側は乳白色の濃い「赤潮」に覆われた。境界線は広尾町まで数十キロ続いた。広尾町周辺では赤茶けた色となり、プランクトンの死骸で白く泡立っていた。こうした様子は襟裳岬が近づくと薄くなり、岬を回ったとたん見られなくなった。