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新避難道路と庁舎使い訓練 浜中町が大津波想定

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浜中町は10月23日早朝、今月開通した避難道路と町の新庁舎を使い、津波を想定した住民避難訓練を実施した。防災無線から「大津波警報」の声が響くと、新庁舎など避難場所15カ所を目指して住民約420人が車や徒歩で避難した。住民参加の訓練は毎年5月に行われるが、昨年は中止。今年1月に高台の新庁舎の利用が始まり、町職員だけの5月の事前訓練を経て、この日を迎えた。訓練では、釧路沖を震源とする震度6強の地震が発生したと想定。霧多布地区では新庁舎へ通じる町道湯沸高台避難道路の坂を住民が徒歩や車で上がった。