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小平の巨大窯、待望の火入れ 昨年はコロナで中止

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道北唯一とされる小平町の登り窯「北創窯」で2年ぶりに火入れが行われた。新型コロナで昨年は中止。久しぶりにまきがくべられた巨大窯は、3日間昼夜を問わず陶器を焼き続けた。携わったのは町陶芸施設運営実行委のメンバー8人。準備に6カ月を費やした。火入れは3日朝に始まり、温度を1250~1300度に保ち、20分ごとにまきをくべ続けた。作業は6日朝まで続き、温度が下がるのを待って10日朝に作品を取り出した。粘土の種類や焼く温度の違いで発色が変わる。作り手にとって期待と緊張の時だという。