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大学仕込みの酒2年目 帯広の碧雲蔵 繊細な味を表現

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上川大雪酒造(上川町)が帯広畜産大内に開設した酒蔵「碧雲(へきうん)蔵」で、2年目となる仕込み作業が始まった。10月2日は264キロの上川管内名寄産の酒米「彗星(すいせい)」を蒸し、今季1本目となる発酵タンクに、蒸し上がった酒米を入れた。帯畜大構内の地下水、こうじが入った2千リットルのタンクに投入。その後、一定の温度に保つため、蔵人がかき混ぜた。小規模なタンクでの仕込みのため、繊細な味が実現できるという。20日間あまり発酵させた後、搾って純米酒を造り、11月には完成。作業は来年6月ごろまで続く。