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釜の中 香り爽やか 滝上でハッカ蒸留

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和種ハッカ生産量全国一の滝上町で、乾燥させた葉や茎から油を抽出する蒸留作業が行われている。9月26日には見学ツアー客も訪れ、爽やかな香りで満たされた蒸留施設で作業を見守った。ハッカは、滝上町の農家7戸が6ヘクタール余りで作付け。8月下旬から9月上旬にかけ収穫後、天日干しされていた。施設では、生産者らがトラックの荷台いっぱいに積まれたハッカを、直径約2メートル、深さ約2.5メートルの大釜に入れていった。75分間蒸した後、冷やされた蒸気から、ほんのり黄色い油が抽出された。作業は27日まで。