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実る稲穂、美酒になれ 「十勝晴れ」の酒米を稲刈り

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十勝産の米と水で造る地酒「十勝晴れ」の原料となる酒米「彗星(すいせい)」の稲刈りが9月16日、音更町内の農業白木祐一さん(76)の水田で始まり、関係者がずしりと実った稲穂を刈り取った。帯広信金や町、帯広市などでつくる「とかち酒文化再現プロジェクト」が取り組み11年目。この日はプロジェクトのメンバーが水田の四隅の稲を鎌で刈り取り、その後コンバインで残りを収穫。栽培面積は2・64ヘクタールで、3日ほどで作業を終える。収量は約500キロを見込む。田中酒造(小樽)で醸造し、来年2月から売り出す。