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慰霊のともしび 海に700基 石狩・厚田で灯籠流し

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石狩市厚田区の夏恒例の灯籠流しが8月20日、厚田川河口の海岸で行われた。約700基の灯籠は薄闇の中、海面を明るく照らしながらゆらゆらと流れていった。厚田区の6寺院でつくる厚田仏教会が主催。1951年に厚龍寺で始まり、69年の旧厚田村開村100年を期に宗派を超え、合同で毎年行っている。今年は新型コロナウイルス感染予防のため、旧厚田小体育館での合同法要を取りやめ、各寺院で法要を行った後、灯籠をトラックで海岸に運んだ。この後、灯籠のろうそくに火が付けられ、午後6時半に太鼓の音とともに海へと放流した。