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留辺蘂SL「再出発」へ前進 北見市、400万円かけ修復へ 「歴史伝える遺産に」

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北見市は本年度、北見市留辺蘂町の「仲よし公園」にあり、傷みの激しかった蒸気機関車(SL)「D51 311号」の修復作業に着手する。住民らからの要望を受けたもので、車体の再塗装などを施す。SLは1939年(昭和14年)製造。石北線の旭川―北見間で活躍し、75年に引退した後、旧国鉄が旧留辺蘂町に無償で貸与した。当初は約5年間隔で外装を塗り直していたが、「予算がない」(市教委)ことを理由に約20年間放置されていた。