CO2濃度上昇、南極で実感 越冬隊員の伊達さん報告会 伊達
第62次南極観測隊員で伊達市職員の伊達元成さんの南極報告会(北海道新聞伊達支局主催)が6月19日、だて歴史の杜カルチャーセンターで開かれ、地球温暖化や昭和基地の生活などについて映像や写真を交えて話した。約110人が参加。伊達さんは二酸化炭素(CO2)などを観測する気水圏モニタリング調査担当として31人の越冬隊員に選ばれ、1年2カ月滞在した。CO2の測定では新型コロナで世界の経済活動が冷え込んだ時期だったにもかかわらず、過去最高を記録し続け「ちょっとやばい。怖かった」と感じたことを打ち明けた。