釧路の雄別鉄道走ったSL、47年ぶり復元 埼玉で3重連走行
かつて釧路市と雄別炭鉱(釧路市阿寒町)を結んだ雄別鉄道で石炭などを運んだ蒸気機関車(SL)が東武鉄道(東京)によって47年ぶりに復元され、6月19日に埼玉県内で開かれたイベントで、2両のSLを連結した3重連走行を披露した。復元された「C11形123号機」は、1947年(昭和22年)に製造され、57年から雄別鉄道や釧路開発埠頭(ふとう)で貨物を輸送。75年に廃車後、江別市内の倉庫で保管されていた。東武鉄道が増車のため2018年に購入。2022年4月に復元作業が完了した。