登別温泉の「鬼花火」 観光客らを魅了

登別市登別温泉町の観光名所・地獄谷を手筒花火の火柱で彩る「地獄の谷の鬼花火」が１日夜、始まった。地獄谷展望台で高さ約８メートルの火柱が上がり、観光客約４５０人を魅了した。コロナ禍で一昨年、昨年は限定開催となったが、今年は１０月２７日まで毎週木曜日に行う。 　市民有志６人が扮する湯の守り神「湯鬼神」が太鼓やどらの音を響かせながら登場した。展望台階段に１人ずつ並び、８メートルほどの火柱を勇壮に噴き上げて観客の厄災を払った。