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ござの材料「ガマ」天日干し 白老・ウポポイ

公開
アイヌ民族の無地のござ「キナ」を編む材料になるガマの天日干し作業が、白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で行われている。ガマはアイヌ語で「本当の草」を意味する「シキナ」と呼ばれ、道内の川べりなどに生える。ウポポイの職員が後志管内蘭越町で9月6日に採集したガマを使用。約1.2メートルの長さに切り、葉を1枚ずつ?がして水でぬめりを洗い落とした後、ウポポイ敷地内にずらりと並べて天日干しした。夜露にあてないよう、夕方には倉庫に取り込み、翌朝に干す作業を繰り返す。