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「小樽新倉屋」|昭和初期から愛され続ける北海道銘菓"花園だんご"

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今回は、小樽に来たらぜひ寄って欲しい和菓子の名店「小樽新倉屋」をご紹介。昭和初期から愛されている名物の花園だんごは1本90円(税抜)というリーズナブルな値段が魅力!昔ながらのおいしい味わいで長年愛される和スイーツをぜひチェックしてみて。

長年愛される小樽新倉屋。名物・花園だんごのルーツとは?

小樽新倉屋・花園本店の外観
明治28年に小樽新倉屋の前身となる食料品雑貨店が創業。昭和11年頃に小樽公園(旧花園公園)でだんごを販売したことが名物・花園だんごのルーツなのだそう。当時から変わらぬ味が人気の花園だんごは、米粉を100%使い、砂糖を加えずに作ることでお米本来の味が楽しめますよ。だんご以外にも約20種類の菓子が並び、季節によって様々な商品が登場します。イートインスペースもあるので、小樽観光の途中に立ち寄ってみて。

小樽新倉屋の定番メニューは黒あんだんご

小樽新倉屋の定番メニュー「黒あんだんご」
小樽新倉屋を代表する花園だんごは、黒あん・白あん・抹茶あん・ゴマ・醤油の5種類。
中でも定番人気の黒あんに注目!砂糖に水あめを加えた黒あんは、上品な甘さで昔ながらの味が楽しめます。甘みを一切加えずに作られた団子とあんの程よい甘さがあいまって、絶妙なバランスの味わい広がりますよ。また、あんの塗り方にもこだわりがあるのをご存知ですか?小樽新倉屋の二代目が考案した"山形一刀流"と呼ばれる塗り方は羽のようなきれいな山形をしているのが特徴です。

人気メニューのゴマも要チェック

小樽新倉屋の人気メニュー「ゴマだんご」
定番の黒あん以上に人気なのがゴマだんご。職人が配合したゴマは、風味が強く、サラサラのパウダー状をしているのが特徴。ゴマを付けたてで味わえるのが人気の理由のひとつで、ゴマのパウダー目当てに買いに来る方も多いのだそう。持ち帰り時には、自宅でも出来立ての時と変わらない味を楽しんでもらいたいとの思いから、挽きたてのゴマをサービスで提供しているのもポイント中には、余ったゴマはほうれん草の胡麻和えに使うというお客さんも!
いかがでしたか?今回は、長年愛され続けてきた伝統の味を提供する「小樽新倉屋」をご紹介しました。小樽を観光したい方や、小樽の昔ながらの文化にふれたい方はぜひ小樽新倉屋を訪れてみてくださいね!
 
◆小樽新倉屋 花園本店
・住所:小樽市花園1丁目3番1号
・営業時間: 9:30~18:00
・定休日:なし
・アクセス:小樽駅から徒歩約11分
・駐車場:有り