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鶴居の歴史伝える貨車 4年ぶり帰還 旧鶴居村営軌道で生活物資輸送

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旧鶴居村営軌道で約半世紀前まで貨物を運ぶために利用され、釧路製作所で修繕が進められていた有蓋(ゆうがい)貨車が9月15日、4年ぶりに鶴居村に帰ってきた。鶴居村ふるさと情報館の前に設置され、運行当時の姿をお披露目した。村教委は当面、同所で展示するが、今後開設予定の村営軌道の歴史を伝える展示施設に移す方針だ。貨車は高さ2メートル、幅1.8メートル、長さ6.5メートルで、重さ約4.6トンの鉄製。1961年に同社で造られた。村と釧路市をつなぐ村営軌道で、米や麦、砂糖などの食料品を中心に荷物を運んだ。