年末恒例の大浴場の大掃除　登別温泉・第一滝本館　コロナ禍でも万全の準備を

　登別市の老舗ホテルの第一滝本館で１２月２１日、年末恒例の大浴場の大掃除が行われた。新型コロナウイルス収束の願いや宿泊者への感謝の気持ちを込め、従業員２５人が入念に床を磨いた。感染防止のため、例年より２０人ほど少なかったが、フロントやレストランなど普段は清掃と関わりのない部署の従業員も清掃に加わった。最後に大浴場中央の柱に長さ約５．５メートルの巨大しめ縄を飾り、一本締めをした。国の観光支援事業「ＧｏＴｏトラベル」一時停止の影響もあり、例年は満室の年末年始の時期にもかかわらず空室があるという。