網走・能取湖畔に「赤いじゅうたん」 アッケシソウ紅葉
網走市卯原内の能取湖畔にある国内最大のアッケシソウ群落が、「赤いじゅうたん」のように色づいた。アッケシソウは、塩分の多い湿地に生える高さ15~25センチの一年草。環境省が絶滅危惧種に指定している。真っ赤に紅葉する姿がサンゴに似ているため、「サンゴソウ」とも呼ばれる。卯原内の群生地は約4ヘクタールあり、国内最大。卯原内観光協会によると、今年は8月下旬に色づき始め、9月初旬に見ごろを迎えた。8月下旬の寒暖差のせいか、平年より10日以上早いという。観光協会によると「9月いっぱいは見ごろ」という。