日米共同訓練で実弾射撃公開 矢臼別演習場
陸上自衛隊と米海兵隊は10月10日、矢臼別演習場(根室管内別海町など3町)で行っている日米共同の実弾射撃訓練を報道機関に公開した。南西諸島などの島しょ防衛を念頭に、敵の位置情報を日米で共有し、陸自の多連装ロケットシステム(MLRS)で演習弾を24発撃った。10月1日から陸自北部方面隊(総監部・札幌)と米海兵隊が実施している日米共同訓練の一部。米海兵隊による高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の実弾射撃訓練は、弾薬の輸送トラブルで急きょ中止。展開訓練のみが行われた。