置戸のふ化場でシロザケの稚魚すくすく
【置戸】北見管内さけ・ます増殖事業協会の春日ふ化場で、シロザケの稚魚が、すくすくと育っている。稚魚は昨年秋に常呂川で採卵した卵から、12月中旬~1月上旬にかけて産まれた。現在の体重は0・8グラムほどで、ふ化場の飼育池では約850万匹が飼育されている。道内ではこの数年、秋サケの不漁が続いている。同協会(網走)の宮原薫参事(57)は「今年も順調に成長している。4年後にしっかり帰ってきてほしい」と、期待を込める。稚魚は体重が1グラム前後になる5月中旬に放流される。オホーツク管内では14河川に1億8050万匹を放流する計画。