湧別原野クロカンに記者が挑戦 限界のその先に見た光景とは―
2月26日に北海道遠軽、湧別両町を舞台に開かれた「第37回湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会」。国内最長を誇る「湧別原野コース」(80㌔)には道内外の愛好家らがこぞって参加し、真冬の大自然の中で自らの限界に挑んだ。クロカン初心者の記者(27)も参加し、初出場で初完走を目指した。 「足が棒のようになる」とは、まさにこの状態なのだ。目標の半分の40kmを過ぎたあたり。「早く次の休憩所に寄りたい」。やっとの思いで雪面を蹴っても、せいぜい進めるのは5、6歩程度。(遠軽支局・佐藤諒一)