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氷砕いて春支度 阿寒湖で遊覧船が航路確保作業

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春の観光シーズンを迎えるのに合わせ、釧路市阿寒町の阿寒湖で4月15日、冬の間に湖面を覆っていた氷を遊覧船で砕く作業が行われた。遊覧船の航路を確保するための作業で、船が進むたびに氷が砕け、春の日差しを浴びて輝いていた。湖畔周辺は4月以降、暖かい日もあり、氷の厚さは例年の半分の30センチほど。この日は、阿寒観光汽船の遊覧船「ましゅう丸」(187トン)が前進と後退を繰り返すたび、湖面の氷が音を鳴らして砕け、青々とした水面が現れた。同社は21日から、砕かれた氷の合間を進む「砕氷帯観光遊覧」を行う。