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幻の氷、地域の魅力に

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飲み物や菓子を食べながら特定の分野について語る「カフェ」形式のイベントが3月15日、知床博物館で3年ぶりに開かれた。「蜃気楼・幻氷」をテーマに、気象予報士で蜃気楼の研究を10年以上している佐藤トモ子さん(46)=苫小牧市=と、日本蜃気楼協議会会員の星弘之さん(70)=福島県=が講演した。幻氷は、遠くにある流氷が縦に伸びて見える「上位蜃気楼」の一種。佐藤さんは幻氷の仕組みや観光資源化への取り組みなどを解説した。