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<デジタル発>クマ対策先進地、島牧村の今

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2018年夏から秋にかけて住宅地にほぼ連日ヒグマが出没して騒動となった島牧村が、「住民の安心安全」と「クマとの共生」の両立を模索し、対策を進めている。同村は山林と民家の間に総延長17キロの電気柵を設置し、地元猟友会は春期の管理捕獲を強化している。5年間で村内のクマの目撃件数は減り、一定の効果が出ている。札幌市などの市街地周辺で出没が相次ぐなど、人の生活圏とクマの生息域が重なりつつある中、人とクマはすみ分けできるのか―。道内で先進的に取り組む同村の今を探った。