特急おおぞら「283系」ラストラン 釧路、鉄道ファンに見送られ出発
3月12日のJR北海道のダイヤ改正に合わせ、札幌―釧路間を結ぶ特急おおぞらの気動車「283系」が、11日で定期運行を終えた。釧路駅には多くの鉄道ファンが集まり、25年走り続けた車両との別れを惜しんだ。283系は青を基調に、釧路を象徴するタンチョウの赤を組み合わせたデザインが特徴の車両で、1997年3月に特急スーパーおおぞら(当時)として運行を開始した。11日午後6時すぎの釧路駅は、283系の最後の発着を見届けようとする鉄道愛好家でにぎわい、ホームにはカメラのシャッター音が鳴り響いた。