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後回しにしがちな冷蔵庫の掃除どうする…? 食材の“化石化”や“ビンの森”状態を解決! 街の人に聞いた冷蔵庫の掃除・収納アイデア【ラクカジ】

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あなたの家にもありませんか?  
もとの形がわからない冷凍野菜。半端に開いた調味料の山…。  

冷凍と言えば、最近はテレビで見ない日はないほど新しいアイデアが続々と紹介される、家事が楽になるラクカジの宝庫。  

一方で、「扉を1秒でも早く閉めたい」と思うと後回しにしがちなのが冷蔵庫・冷凍庫のお掃除ですよね。  

食材を「天然の冷蔵庫」とも言える外に出すなど、寒さが厳しい2月は、1年のなかで最も冷蔵庫の掃除にもってこい。  

ということで今回は、家事が劇的にラクになる、冷蔵庫の掃除・収納アイデアを街の人の声をもとに実践します!

冷蔵庫のお掃除アイテム

まずは気になるお掃除。みなさん、どんなアイテムを使っているのでしょう?

一番人気は、使い捨てのウエットシート。  
冷蔵庫汚れの定番といえば、どこからともなく垂れた汚れ、こびりついた茶色いベトベト。拭いてポイ捨て出来るウエットシートを使っている人が多いようです。  

なかでも近ごろ目にする「セスキ炭酸ソーダ」は、酸性の油汚れと相性ばっちりな「弱アルカリ性」。
百円ショップでも手に入る人気アイテムです。

冷蔵庫のお悩みを解決!  
ということで、街の人のアイデアでどれだけ冷蔵庫のお悩みが解決できるのか、かなり深い悩みを抱えているというママさんの冷蔵庫で実践していきたいと思います。

お邪魔したのは札幌市在住・あきなさんのご自宅。  
ふたりの子どもを育てながら、木工雑貨を作るDIY作家として働くあきなさん。日課は、なんと朝4時から始まるパン作り! 子どもの栄養と家計のやりくりに得意の料理で立ち向かうベテランママなんです。 そのため冷凍庫の中は、まさに冷凍術の宝庫!

「これはハンバーグ。このままオーブンで(焼く)。その間別の家事ができる」(あきなさん)
「(Q:お悩みは?)たとえばごぼうがふたつ。こっちが古い方、こっちが新しいほう。今私が使っているのがこっち(新しい方)。完全に『化石化』している」(あきなさん)  

そう、ベテランママ・あきなさんのお悩み1つ目は、ストックしたことを忘れ、冷凍庫の下で、まるで化石のようになってしまった食材たち。

食品の「化石化」を防ぐ

こんな悲しい結末にならないために街の人が使っているのは?  

「ぺったんこにして冷凍。うすっぺらくなるので立てて。」(街の主婦)
百円ショップで買える、ブックエンドならぬ「フリーザーエンド」。

冷凍食材を保管するとき、食材を上へ、上へと重ねると、古いものほど見えづらく、化石になりがち。  

しかし、フリーザーエンドを使って食材を立てて収納すると、食材が一目瞭然!  化石は生まれないというワケなんです。

あきなママも早速実践すると…  
「奥まで全部見えますね。取り出しやすいですよね」(あきなさん)  
食材の上に食材が積み重なってしまっていた以前の冷凍庫。  

それが、食材を立てることでどこに何があるかわかるようになりました!

ビンの整理にはトレーが便利

ベテランママ・あきなさんのお悩み、2つ目は…?  

「自家製のものをビンに詰めておくのでビンが冷蔵庫に散乱する」(あきなさん)  

あきなママの冷蔵庫には、保存容器やビンがズラリ。  

よく使うという手前の物以外は隠れて正体がわからない、まさに「ビンの森」状態に…。「できるだけ同じ形の物、中身同じものを同じ位置に置きたい」(あきなさん)  

こんな時、皆さんは何を使いますか?  
「ジャムとかバターとかのセットをトレーでまとめておいてある」(街の主婦)  

百円ショップで購入できる、プラスチックのトレー。  
冷蔵庫内に簡単に引き出しを作れる人気アイテムですが、中にはこんな使い方をする方も。  

「そのまま(トレーごと)引っ張り出して(食卓に)置ける。ひとつひとつ取り出さない」(街の主婦)  

食材をトレーごと食卓に出して、使い終わったらそのまま冷蔵庫に戻す。  
物が散らばる隙すら与えない、時短アイデアなんです。  


ということで、さっそくあきなさんも実践です。  
中にはたくさんのビンの山!  
こちらの手作りジャム、同じ味なのに7つも出てきました。  
一つのトレーにまとめれば、在庫確認も簡単ですね!  
その後も、ビンの高さや、使い道で、食材をまとめると…。  
ずいぶんすっきりしたと思いませんか?  
それぞれの棚にトレーを置くことで、これまでかき分けないと確認できなかった奥の物だって、スルリと取り出せます。  

忙しい朝の時短にもピッタリですね。  
「すっきりしました。賞味期限切れちゃったとか、使いにくいなと思うことなく、まんべんなく使うことができて、料理が気持ちよくできると思います。」(あきなさん)  

寒さの残る今、あなたの冷蔵庫も見直してみては?