サクラマス、命つなぐジャンプ　今年も清里町のさくらの滝で人々を魅了

オホーツク管内清里町を流れる斜里川中流の「さくらの滝」でサクラマスの遡上がピークを迎えている。落差が2メートルを超える滝を越えようと何度もジャンプする無数の銀りんが、訪れた人を魅了している。サクラマスは海に出て1～2年ほどで体長40～50センチとなり、産卵のため、生まれた川に戻ってくる。上流の良い産卵場所に向かうために深さ約3メートルの滝つぼに潜って勢いをつけ、ジャンプを繰り返す。特に、日中の気温が高い日の夕方に多く跳ぶという。