サクラマス 産卵場所目指し滝にジャンプ 清里
オホーツク管内清里町の斜里川上流にある「さくらの滝」で、海から戻ってきたサクラマスが産卵場所を目指して懸命にジャンプを繰り返している。体長40~50センチのサクラマスが3メートル以上の落差がある滝に果敢に挑むも、激流が行く手を阻む。今が遡(そ)上(じょう)のピークで、多い時には1分間に100回以上のジャンプが見られるが、滝を越えられるのは1割程度だ。サクラマスは生後1年ほど川で過ごしてから海に下り、1、2年後に産卵のため生まれた川に戻ってくる。滝登りは8月末まで続く。