登別で空飛ぶサケトバづくり始まる 貨物ゴンドラにつり下げ コロナで数量減
登別市の「のぼりべつクマ牧場」にあるロープウエーでサケトバを作る貨物ゴンドラ「とば1号」の運行が11月20日、始まった。紅葉後の呼び物の一つで10年目。初日は20匹ほどの下ごしらえした道産サケをゴンドラにつり下げた。片道1.2キロを行き来させ、1週間から10日ほど乾燥させて、トバにする。新型コロナウイルス感染拡大前は例年400本ほど作っていたが、今季はコロナの影響で客足が伸びず資金が減ったのに加え、サケ不漁で仕入れ値も上がり、約200本に減らす。運行は来年3月6日まで。