電動バスで温泉街スイスイ 登別市が道内初の公道実証実験
登別市は10月26日、低速電動バス「グリーンスローモビリティ」の実証運行を登別温泉街で始めた。温室効果ガスの排出削減を図りながら、観光地の周遊や高齢者の安全な移動手段として国が導入を進める移動サービスで、北海道運輸局によると道内での運行は初めて。太陽光で充電できる車両の最高時速は19キロ。11月23日まで温泉街の中心部の約1.5キロで運行し、無料で自由に乗り降りできる。低速電動バスを導入することで車の域内移動を抑え、安全に観光を楽しんでもらう効果を期待している。