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根室沖でマンボウ 中標津の野鳥研究者が撮影

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中標津町の野鳥研究者で、知床海鳥研究会の福田佳弘代表ら5人が8月21日、根室沖のユルリ島、モユルリ島周辺で、船上から海中を泳ぐマンボウの姿を撮影した。福田さんによるとマンボウは7匹おり、背びれを海面に出した状態で泳いでいたという。福田さんは「大きさは小さいものでも1.5メートルほどあった。海面に浮かぶ姿がかわいらしかった」と話した。桜井泰憲・北大名誉教授によると「近年、マンボウが回遊する海域が北上している。体についた寄生虫をカモメに食べてもらうために水面に浮上することがある」と説明している。