初代振り子特急、キハ281系が9月末で定期運用引退 JR北海道
JR北海道は13日、札幌-函館間の特急「スーパー北斗」「北斗」用の車両として活躍してきた振り子式特急気動車、キハ281系が9月末の運行を最後に定期運用から引退すると発表した。キハ281系は、走行距離318.7キロの30%を曲線が占める札幌-函館間の高速化を目指し、曲線通過の際、コンピューター制御で車体を傾斜させて高速を維持する振り子式車両の技術を導入。最高速度130キロと従来より10キロ高速化し、94年3月ダイヤ改正で誕生した「スーパー北斗」は札幌-函館間を最速2時間59分で結んだ。