遠軽に和楽器文化残したい　邦楽ジュニア・アンサンブルが３周年コンサートに向け練習

遠軽町内の若手邦楽愛好者でつくる遠軽邦楽ジュニア・アンサンブルは１月１５日、創立３周年コンサートを栗原学園遠軽研修センターで開く。新型コロナウイルス感染予防のため、入場は家族らに限定されるが、出演する中高生３人は和楽器の魅力を伝えようと、練習に励んでいる。アンサンブルの母体は、代表の谷藤紅山さん（７８）が遠軽中の教員だった２００１年に立ち上げた同校邦楽部。生徒減で１９年に休部したため、谷藤さんが「遠軽の邦楽文化を残したい」と元部員らに声をかけ、アンサンブルを創立した。現在８人が所属している。