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流氷接近 紋別沖40キロで初観測 1管本部

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第1管区海上保安本部(小樽)は1月11日、オホーツク海で航空機による今季初の流氷観測を行い、南端が紋別市の北北東約40キロまで近づいていることを確認した。同本部海洋情報部の職員が千歳航空基地所属の航空機に乗り、午前11時25分ごろから午後1時40分ごろにかけて目視で観測した。南端部分では大きな板氷や直径2メートル以下の氷片「砕け氷」が見られた。同本部は「流氷の南下は平年より1週間ほど早い」としている。気象庁は網走市で今月下旬にかけて、流氷を陸上から肉眼で確認できる「流氷初日」を迎えると予想している。