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【洗濯の裏ワザ】目からウロコの洗濯術 !汚れがゲキ落ち&早く乾かす方法も

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面倒な毎日の洗濯を少しでもラクに、きれいにしたい。
お金をかけずに今すぐできる、わが家の洗濯術をお聞きしました。

頑固な汚れがゲキ落ち!食器用洗剤

食器用洗剤を使った洗濯の裏技
衣替えの今の時期に知っておきたい、頑固な汚れを落とす裏技。
シャツの黄ばみや食べこぼしは、洗濯だけではなかなか落ちません。頑固な汚れには、"食器用洗剤"がおすすめです。
家事代行サービスで働く洗濯のプロ・KYOKOさんにポイントをお聞きしました。
ポイントは、乾いたタオルを敷いてぬるま湯で軽くぬらすこと。歯ブラシに食器用洗剤を付けてたたく 軽くたたき続け、わずか30秒ですごく落ちました。
なぜ食器用洗剤で簡単に汚れが落とせるのでしょうか。  食器用洗剤には、水と油が混じり合う界面活性剤が入っているため、頑固な油汚れを繊維から剥がすことができます。  「今はいろんな種類の洗剤出ていますが、まず食器用洗剤を試してみるのがおすすめ」(KYOKOさん)
 

絶望の洗濯あるあるを解決する裏ワザ

柔軟剤を使った洗濯の裏技
続いては、洗濯物が大惨事に。絶望の洗濯あるあるを解決します。
「旦那か私のどっちがティッシュ入れっぱなしにしたかで論争になる」(20代主婦)
洗濯後に洗濯機の蓋を開けると衣類がティッシュがまみれに。皆さんもこんな経験ありませんか。

「やってしまったという感じ。乾燥してしまうとくっついてしまい取れなくなる」
「乾燥してからガムテープで取るんですけど、たくさんのガムテープが必要になるのでめんどくさい」(ともに70代主婦)

そんな時は、柔軟剤がおすすめ。柔軟剤で洗い直すだけで、こびりついたティッシュが取れるのは本当なのでしょうか。 「静電気防止剤が入ってるので、繊維からティッシュがはがれ落ちやすくなると思う」(KYOKOさん)
ティッシュが衣類にこびりつく原因は、洗濯中の摩擦による静電気。そこで静電気を防ぐ効果がある柔軟剤を入れて、すすぎと脱水を1回ずつのコースで洗い直すと紙くずが衣類の繊維からするとはがれ落ちてくれます。

スポンジやネットを使うとティシュをからめとれる

スポンジやネットを使った洗濯の裏ワザ
より綺麗に仕上げたい場合は、乾かす前に野菜ネットを手前から奥にスライド
ネットの網目にティッシュが絡まって、こびりついているティッシュを簡単にとることが出来ます。  
柔軟剤で衣類の静電気を抑え、ネットやスポンジで絡めとれば完璧。これでうっかりティッシュを洗ってしまっても大丈夫です。  

洗濯物のシワ伸ばし術

洗濯物のシワ伸ばし術
最後は街の皆さんが実践している洗濯物を干す際の裏技です。

「洗った後に必ずそのまま干さず、一旦洗濯機の上に置いておく。濡れてる状態でそれを重ねて置いておく。1時間ぐらい別な家事する。その間に重みでシワが伸びる」(30代主婦)

「アイロンかけたときは、毎回水を入れるのが面倒なので洗濯物が濡れた状態ですぐにアイロンをかける。そうすると毎回水を入れる手間もなくなり、シワも伸びる。娘にも伝授した」(50代主婦)

洗濯物を早く乾かすには?

洗濯物を早く乾かす裏ワザ
さらになかなか乾きにくいフード付きのパーカーを早く乾かす裏ワザが…。

「交差する物干しざおの四つ角にパーカーの帽子を被せる」(20代主婦)

「クリーニング代節約のために、家で大きなものを洗ったときは洗濯物の間にハンガーを入れて干す。風の通り道を作ることで生乾き臭がしない」(ともに20代主婦)

洗濯物を早く乾かすポイントは、干すときの形に隠されていました。
「端にフェイスタオルで長くして真ん中にいくほど、子供の小さいタオルをかけてアーチ形になるようにして干している」(20代主婦)

「外側に長い服で、内側に中に着る服を干すと乾く」(60代主婦)


乾くスピードが速いのはアーチ型。両端に長くて乾きにくいものを、内側に短い物を干すことで、風が通りやすく、より速い空気の流れができます。 アーチ形はV字形に比べ、30分早く乾くという実験結果も。これで嫌な生乾き臭には悩まされません。
街の皆さんに聞いた、今すぐできる洗濯術。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。