キハ40でゆく根室線の旅 国鉄色の臨時列車、富良野-東鹿越間を走行
JR北海道が廃止・バス転換を求めている根室線の一部区間を、臨時列車とバスでたどる企画「キハ40国鉄色で行く 根室本線乗車体験」が7月2日、初めて開催された。参加者は、朱色とクリーム色の懐かしい配色の車両に乗り込み、沿線の田園風景や味覚を楽しんだ。市民団体「富良野鉄道未来の会」が「鉄道の良さやあり方を考えるきっかけに」と主催。JRが廃止方針の富良野―新得間のうち、富良野駅発着で幾寅駅までの区間を往復した。南富良野町の東鹿越―幾寅間は、2016年夏の豪雨被害以来不通のため、バスで移動した。