今年も石狩川河川敷で羊放牧 除草コスト削減、観光利用へ
札幌開建は当別町ビトエの石狩川河川敷堤防で、除草コスト削減のため、ヒツジを放牧する実証実験を行っている。2年目の今年は、前年の2倍の羊20頭を11月中旬まで放し飼いする。同事務所によると、道内では珍しい取り組み。今年の放牧は石狩川右岸の河口から約14・8キロの地点。約5千平方メートルを電気柵などで囲い、給水用タンクと監視カメラを設置。ヒツジは柵越しに自由に見ることができる。同事務所計画課の旭峰雄課長は「除草に一役買ってもらいながら、石狩川沿いで牧歌的な風景を楽しんでほしい」と話す。