救えオオバナノエンレイソウ 449株を道道予定地から隣接地に移植 石狩
石狩市新港西の緑地帯にある道内最大級のオオバナノエンレイソウ群生地で9月4日、道道工事の予定地から株を掘り出して代替地に移植する作業が行われた。専門家の提案を受け、道と市民団体の協働で行われた「オオバナノエンレイソウ救出大作戦」で、失われるはずだった449株を救出した。群生地の保護を求める市民団体「石狩浜夢の木プロジェクト」(安田秀子代表)が主催し、市民や工事を行う札幌建設管理部の職員ら計約40人が参加した。1人10株前後を掘り、隣接する国有林内のササ刈りした代替地に植え替えた。