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巨大風車の羽根、夜の国道そろり運搬 江差港から上ノ国へ

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江差町の江差港で連日、深夜に風力発電所の資材が上ノ国に向けて運び出されている。9月15日夜には長さ60メートル、重さ15トンの巨大な風車のブレード(羽根)が大型トレーラーに載せられ、ゆっくりと江差の「下町」を通過した。電源開発(東京)の「上ノ国第二風力発電所」建設工事の一環。陸上風力発電で国内最大級となる出力4300キロワットの風力発電機10基の設置を進めており、回転するローターの直径は120メートルに及ぶ。ブレードや支柱などの資材運搬は2023年9月ごろまで続くという。