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世界最小ヒメイカ繁殖期、体長1~2センチ ダイバーに人気 函館

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函館市臼尻町の沖合で、世界最小のイカの仲間であるヒメイカが繁殖期を迎え、ダイバーの視線を集めている。ヒメイカは成熟した雄で体長約1センチ、雌で2センチ。岩場などに吸着するための器官があり、小型のエビなどの餌が豊富な浅い藻場に生息する。9月16日、臼尻町沖の水深7メートルの海底では、海草のアマモに1粒1ミリ程の透明な卵が数珠つなぎに産み付けられており、次に産卵に訪れる雌を雄が待ち構えていた。